DRIP BOMB
現代日本東京の夜中を中心に現代社会の抱える「組織」の想念を実際の吐瀉物を通して映し出そうと試みた2002年から2012年まで撮影したルポルタージュ、嘔吐のシリーズ。自らも泥酔、酩酊、忘我の状態での路上の吐瀉物から受ける印象は、強烈な自我(コギト)を放っており、あの日本人特有の村意識は既になかった。独立したそれらは、個々の呪われた存在でありまさに実存主義的であり、素晴らしく美しく見えた。吐瀉物の本質はもはや吐瀉物にあらず存在は変化し、疑い続ければイメージも変化し続ける。嘔吐と実存(existenz)と自我(コギト)と忘我の関係性。実存主義的写真。
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私もよくボムっちゃうので気になります。